本を読んだり、映画を見たり。

ゆるゆると本や映画の感想を綴っています

「スイング・ホテル」を鑑賞して気づいたこと

母の洗脳

私には「母の洗脳」というものがある。

本当は洗脳と言ってはいけないのだろうけど。

信頼おける人が良いよと言ってるものは自分も良いと感じるアレ。適切な言葉がわからないからアレって言っておけば、読む人が勝手に理解してくれる。と信じている。

アステアは最高だと聞かされて育った

母の影響でミュージカル映画をたまに見る。昔のアメリカのミュージカル映画。その中でもフレッド・アステアは母の大のお気に入りで、私もアステアは最高に素晴らしい人だと思って生きてきている。

タップダンスの名手といえばアステアか、ジーン・ケリーか。どちらも間違いなくタップの名手。私はどちらかと言えばアステア好き。「やっぱりアステアの優雅さが良いわよね」という言葉を何百回と聞いて育ったのだから仕方ない。洗脳されているようなものだ。これが私における「母の洗脳」。

シナトラはまだ理解できない

母が絶賛するものは楽しんできたけれど、いまいち理解できないものがあった。それがフランク・シナトラ。

母だけではない。世界中がシナトラを大絶賛し、偉大な歌手としている。しっかりと向き合ったことがないし、ちゃんと聴いたことがないだけなのかもしれないけど、私の琴線にはまだ触れない。

先日、グレース・ケリーとフランク・シナトラが出演する『上流社会』という映画を見た。ただただグレース・ケリーのスタイルが良くて美人で素晴らしい映画だった。ストーリーはそんなに面白いと思わない。

その前にはジーン・ケリーとシナトラが出演する『私を野球に連れてって』も見た。笑いもほどよく、ケリーのタップは見事だしでかなり楽しめた。恋愛模様もいい。

Amazonプライムビデオで見れるのでよかったら見て欲しい。

私を野球につれてって(日本語吹替版)

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  • 発売日: 2018/03/29
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 新しく赴任した女性オーナー(エスター・ウィリアム)は「もっとお上品にプレイせよ」との命令を出す。始めのうちはその声に耳を傾けていたナインであったが「野球は男のスポーツさ!」とばかりに一転して元のダイナミックなプレーに戻る!往年のハリウッドの王道を行くミュージカル映画。

 

ビング・クロスビーに魅了される

どちらも私はシナトラには惹かれなかった。その代わりに『上流社会』でビング・クロスビーの歌声に魅了された。

耳が孕む寸前だった

ビング・クロスビーも母が絶賛する1人。歌声が良いと。これには私もめちゃめちゃ賛同した。甘くて心地の良い歌声がとても良い。カナル式イヤホンで聴いていたら耳が孕んでいたかもしれない。

ちなみに私がいままで生きてきて耳が孕むと思ったことあるのは、声優の小野大輔が歌う『まっがーれ↓スペクタクル』という曲を聴いた時だけだ。あれはやばかった。

一度は聴いたことがあるだろうクリスマスソング

ビング・クロスビーについて調べてみた。私はあまりものを知らない人間なので、クリスマスソングとして超有名な「あ〜い どり〜みんぐ お〜ヴぁ〜 ほわ〜い くりぃすまぁす」という曲は、ビング・クロスビーが最初に歌った人だと初めて知った。

その曲が映画の曲であることも、もちろん知らなかったのでさっそく視聴した。見たいときに見れる。ありがとうAmazonプライムビデオ。

スイング・ホテル(字幕版)

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  • メディア: Prime Video
 

 ダンサー、テッドに恋人をとられた歌手のジムは、田舎で休日だけショーを見せるコテージ"ホリディ・イン"を開く。彼はここで芸人志望のリンダと出会い、恋が芽生える。しかし、応援に駆けつけたテッドもリンダが好きになり、又新たな恋愛合戦が...

 やっぱアステアすごいわ、でも

酔っぱらったままダンス、爆竹を使ってのダンス。やっぱアステアってすごいわ。魅せられる。これだけでもこの映画を見る価値あるぐらいよ。

でも、同じくらいビング・クロスビーの歌声が良かった。『ホワイトクリスマス』を歌うときは胸キュンでしかない。私も一緒にベル鳴らしたい。

歌も踊りも盛りだくさんで笑いもありつつ、最後は丸く収めちゃえというアメリカらしいミュージカル。話も面白い。これが戦時中に作られているのだから、日本は負けるわなと思ってしまう。

モノクロなのに色味や輝きを感じるし、脇役もいい味出してるし、いつも恋人取られちゃうのに最後はちゃんと奪いにいくあたりたまんない。

 

 母の洗脳などなかったと気づく

見終わった後、余韻に浸りながら気づいた。

私は別に洗脳などされていなかったのだ。

確かに何百回とアステアはいいと聞かされて育った影響は否めないけど、アステアやクロスビーは好きになり、シナトラにはハマらなかった。ただ単に、好みが似てしまっているだけで、好き嫌いの取捨選択は自分でちゃんとしてるじゃん!

ずっと良いと言われ続けてるから、自分も良く見えるだけなのかと思っていた。そうした好きの始まりがあっていいと思っていた。

実際は、母が好きなものを私も好きになることが多いだけ。

たったそれだけのことだったんだなぁ。洗脳なんて思ってごめんね、母。こたつで寝てると風邪ひくよ。

 

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